アパートとマンションって明確に違いがある?

日本の集合住宅の代表的なものと言えばアパートとマンションですが、明確に区別するための定義はないと言われています。管理会社が建物の調査にしようする登記簿謄本にも、建物の構造や階建て・面積などの記載はありますがアパートかマンションかの区分は無いそうです。あくまでも呼び方の1つであり、どのような条件の物件をそう呼ぶかというのは扱う側の都合によります。不動産登記簿謄本には、鉄筋コンクリート造陸屋根2階建などの構造に関する表記はありますが、それがアパートなのかマンションなのかという区分は記されません。

アパートでは、一体何を比較してアパートかマンションかを分けているのでしょうか。それは、ハウスメーカーや不動産会社・ポータルサイトなどの物件を取り扱う会社が、それぞれの社内規定により分けられていると言われています。比較されるのは建築物の構造や階層、建築材料などになり判断基準も異なるため明確なものはありません。

家賃を出来る限り抑えたい人や顔の見えるご近所づきあいがしたい人などは、アパートのほうが向いていると言われています。その理由は、同じ築年数や広さ・立地などのスペックで比較をしてもマンションよりも家賃が安いことが多いことが挙げられます。望むレベルの物件で家賃を出来る限り抑えることが出来ますし、1棟の世帯数が少ないためこじんまりとした環境で暮らすことが可能です。

マンションはアパートよりも規模が大きいため、大勢の人に紛れて個人の気配をあまり出したくないという人におすすめです。分譲の区分所有部分が賃貸に出されているものなどは、設備や仕様が賃貸物件と比べてハイグレードであるという特徴もあります。エントランスや外観の良さにもこだわりたいという人は、分譲タイプのマンションで賃貸貸しを行っているところを探すと良いでしょう。

このように、アパートかマンションの違いというのには明確な違いはないため、このような傾向があるという認識でいるのが良いと言えます。断熱性や防犯性・最新の住宅設備を導入している物件が良いなど、細かい条件がある人はまず条件をしっかりと伝えることが大切です。

立地や間取り・スペックなど自分が最低限押さえたい条件が何かを洗い出せれば、それに合っているのがアパートなのかマンションなのかというのを徐々に絞り込めるようになります。暮らし方をベースにしてお部屋探しをすれば、また一風変わった住宅を見つける事も出来るかもしれません。